体幹トレーニングはぽっこりお腹の改善や姿勢の改善、腰痛の改善、そしてスポーツパフォーマンスの向上まで本当に多くの方にメリットが多いトレーニングになります。
しかし、適切な負荷で正しくお腹の筋肉を使えていなければ、腰が反ってしまい腰痛の原因にもなってしまうので、注意が必要です。
腰椎(腰の背骨)には大腰筋という太ももの骨とを結ぶ大きな筋肉があります。大腰筋が引っ張る力に対して、腰椎を安定させるお腹の筋肉(コア)が負けてしまうと、腰椎が反ってしまうことになり、関節や神経にストレスを掛けてしまいます。腰椎が反らないぎりぎりの負荷が適切な負荷ということになります。
最初にプランクを行い、お腹の筋肉を使っている感覚が分からなくて、腰の筋肉が張ってしまったり、肩や背中の筋肉が張ってしまうという方は、負荷が強すぎます。
おすすめの手順としては、まずはデッドバグ、次にプランク、そして腹筋(コア)を使っている感覚が分かってから、動作の中で体幹トレーニングを行いましょう!
体幹トレーニングは固めてしまうとダメ!動きの中で体幹トレーニングをしましょう!というトレーナーもいるみたいですが、動きのない中で腹筋(コア)が使えていないのに、動きの中で使えるはずがありませんので、注意してください。