トレーニングをすることで、運動野と感覚野のサイクルを回転させるため、整体よりも姿勢改善に最善であるということは理解いただけたと思います。
次は、どこの部位をトレーニングすることが必要かについてお伝えいたします。
これに関してはヒトへと進化した過程と密接な関係があります。チンパンジーからヒトへと進化する過程において、骨格で大きく3つのポイントがあります。
まずは、腰椎の数が増えることで、腰椎の前弯(反り)ができ上体を起こすことができるようになりました。その結果、不安定にもなりヘルニアやぎっくり腰などを起こしやすくもなっていますので、腰椎を安定させる体幹トレーニングが重要になってきます。
次に、股関節を構成する大腿骨の頸部と言われる部分がよりくびれている形状になった結果、完全な二足歩行になり速く走れるようにもなりました。その結果、大腿骨頸部骨折は高齢者に頻発する骨折となり、股関節の人工関節も多く見られます。股関節を正しく長く使うためには、お尻の筋肉を鍛えることが必要になります。
最後に、腕が支えるものから操作するものへと目的が変化することで、肩甲骨を支えるために背中の筋肉が発達してきました。背中の筋肉が弱くなってしまうことで肩こりや四十肩・五十肩を発症しやすくなるため、背中の筋肉を鍛えることが重要です。
もちろんこの3つだけではありませんが、特に重要なのが体幹・お尻・背中のトレーニングになります。
ライフフィットジム吹田では、トレーニングの前にストレッチや関節矯正を行い、体を使いやすくした状態でトレーニングを行いますので、さらに姿勢改善の効果が高くなります。