体の使い方を改善するためには、筋肉や関節の状態を良くする必要もあります。良くするとは筋肉の柔軟性や筋肉の強さや緊張の程度、関節の安定性や硬い状態を改善することになりますが、それだけでは体の使い方は変わりません。
筋肉の緊張の程度や筋肉を動かすときには、脳からの指令が出てコントロールしていますが、脳から指令を出すためには自分自身が動く必要があります。
ストレッチやマッサージなどでは、脳から筋肉へ指令が行きませんので、一時的に筋肉が柔らかくなってもすぐに戻ってしまうのは、脳からの指令自体が変化していないからです。
脳から筋肉へ指令を出すためには、エクササイズやトレーニングが必要になります。そのトレーニング自体も体の構造や機能を無視したトレーニングでは、関節や筋肉を痛めてしまったり、間違った体の使い方を覚えてしまいます。