姿勢を改善するためには筋トレやストレッチが効果的ですが、鍛えるべき筋肉に対して筋トレ、伸ばすべき筋肉にストレッチをすることが重要です。また、その後に正しい姿勢を脳に記憶させる過程が必要になります。
体には正しい使い方があり、安定性が求められる関節と柔軟性が求められる関節があります。基本的に柔軟性が求められる関節の周囲の筋肉にはストレッチする必要があり、安定性が求められる関節の周囲の筋肉には筋トレをする必要があります。
姿勢改善の一歩として骨盤の傾きを修正・指導することが多いですが、硬く短くなりやすい筋肉である太もも前の筋肉をストレッチすることで、骨盤の傾きを修正しやすくなります。
太もも前の筋肉は大腿四頭筋という名前ですが、この筋肉が硬く短くなってしまうことで、骨盤を前下方へ引っ張ってしまいます。その結果、骨盤が前傾し反り腰になってしまいます。反り腰は慢性的な腰痛や脊柱管狭窄症の症状を強めてしまったりと良いことがありません。
他にも、大腿四頭筋ばかり使ってしまうことで、膝の関節へのストレスも強くなり、膝の変形や痛みへとつながってしまいます。
太もも前の筋肉をしっかりとストレッチして、姿勢改善に取り組みましょう!
姿勢改善のためのストレッチ②も近日公開しますので、楽しみにしていて下さい♪