扁平足障害は、足部の関節や筋肉など足そのものに痛みを引き起こす事もあれば、足以外の膝や腰など他の部位の痛みを引き起こす場合もあります。
足という体の土台が歪みことで、その歪みは膝・股関節・腰などその上の関節の歪みに影響してきます。これを上行性運動連鎖と言いますが、扁平足の程度やランニングやジャンプの際の扁平足の動きを評価する必要があります。
足関節捻挫後の可動域制限や股関節を使わない体の使い方をしていると、扁平足の要因になるので注意が必要です。
扁平足障害は、扁平足による運動連鎖が痛みの出ている組織にどのようなメカニカルストレス(物理的なストレス)をかけているか分析することが重要となる。
まずは、立った状態での扁平足の程度や踵の傾き、膝のアライメント(骨配列)、骨盤の傾き、反り腰などを評価し、次に動作によってそれらのアライメントがどのように変化するのかを評価し、最後に痛みの出る動きで評価し分析を行います。
扁平足の治療には、足部の関節の矯正や筋肉の調整が必要になります。踵の骨や扁平足の指標になる舟状骨、親指とそれに続く中足骨・楔状骨の第一列の矯正や使い方の練習が重要です。他にも足部の筋肉のトレーニングを行います。
扁平足の低くなったアーチは、程度が軽ければ直すことはできますが、中等度や重症の場合は完全に戻ることは難しいです。しかし、機能は改善することができます。足部の機能とはショックを吸収する機能と蹴り出しで地面に力を伝えることです。
この二つの機能が足部の重要な機能になりますが、扁平足であってもこの機能は改善することができ、足部自体の痛みや膝・腰など足部とは離れた位置の痛みも改善の期待ができます。
そのためには足部自体のリハビリも重要ですが、扁平足を作らない体の使い方が大事になります。重心の位置や股関節でのコントロール、体幹がしっかり使えているかなどをチェックし、指導していきます。母趾球に体重を乗せすぎると扁平足を悪化させてしまうので、注意が必要です。
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