ぽっこりお腹には、皮下脂肪や内臓脂肪などの脂肪が原因になっているものと腹筋が弱く伸びてしまっている場合に分けることができます。
皮下脂肪や内臓脂肪が原因の場合には、食事の見直しや全身の筋トレによるダイエットが必要になりますが、腹筋が原因の場合は体重が落ちて痩せたとしてもぽっこりお腹が解消しません。
腹筋の筋肉は大まかに3層に分かれていて、体を曲げたり捻ったりする筋肉と腰椎(腰の部分の背骨)を安定させる筋肉があります。
腰椎を安定させる筋肉は一番深い層にあり、いわゆるインナーマッスルと言われています。インナーマッスルは姿勢を保つのに必要な筋肉となり、持続的に力を発揮する特徴があります。
このインナーマッスルが弱くなっていることが、ぽっこりお腹の原因になります。もともと女性は男性と比べて筋肉が少なく運動経験がない方も多いので、インナーマッスルが弱くなっている方が多いです。
特に出産後は腹筋が引き伸ばされるので、必ずインナーマッスルのトレーニングは行いましょう。さらに腹直筋離開(お腹の筋肉が切れてしまう)になってしまった場合は、もっと腹筋の力が入りにくくなってしまいますので、骨盤痛や腰痛、肩こりなどの症状が強く出てしまいます。
女性のぽっこりお腹にはインナーマッスルをしっかりと鍛えましょう!