五十肩は肩関節周囲炎と言われ様々な原因があり、インナーマッスルの一つである棘上筋が損傷することによる炎症や上腕二頭筋の炎症、癒着性関節包炎などにより痛みが発生し、腕が上がらないという症状になります。
肩甲骨と上腕骨頭からなるいわゆる肩関節の動きが悪くなることでこれらの病態へと進行していきます。肩関節の動きが悪くなる原因は、アウターマッスルの使いすぎになります。
デスクワークやスマホの操作など、長時間姿勢が悪い状態で作業をしていると三角筋と言われる筋肉を使いすぎしてしまい、硬く短くなってしまいます。この筋肉が硬くなってしまうことが原因で、肩関節の動きを狭めてしまい五十肩の原因を作ってしまいます。
他にも上腕骨と肩甲骨の間にある筋肉や胸の筋肉、背中の筋肉も硬く短くなることで、同じように肩関節の動きが悪くなり、関節も歪んでくるのです。